昨日、近所のコミュ館で無料の落語の公演を聞きに行きました。
といっても、地元の落語研究会がやるものです。
子供も出演していました。
子供が3人、学生らしい人が1人、主婦っぽい人が1人、ベテランらしき人が2人。
独自で落語を勉強していて、時々発表するらしいんです。
もともと期待値はそれほど高くなかったのですが、時間があったのでのぞきに行きました。
素人連なんですが、ちゃんと台本を暗記しているところは感心しました。
中でも、リーダー格っぽい男性の演じた「時そば」はとても上手でした。
あのくらいのレベルのある落語が全体的に聞けたらお金を払ってもいいかなという感じです。
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職場の子供に話しを聞かせることがあるんですが、
落語はいいですよね。
いくつか、覚えて聞かせたことがあるんですが、やはり、本格的にやりたい。
「時そば」をしっかり覚えて、上演したいですね。
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「牛ほめ」
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おとっつぁん 与太郎、おい、与太郎
与太郎 ふん
おとっつぁん ふんじゃねぇ、お前だってもうはたちじゃねぇか
与太郎 いやぁ、はだしじゃねぇ、下駄履いてきた
おとっつぁん 履物のことを言ってんじゃねぇ。歳のことを言ってんだよ
与太郎 年は...へへ、おとっつぁん、おれぁ、二十だ
おとっつぁん 二十のことをはたちって言うんだよ
与太郎 じゃぁ、三十はいたちか?
おとっつぁん しょうがねぇなぁ、こいつは。いつまでもな、そんなんじゃ始まらねぇってんだ。ええ? 近所の人がおめぇのこと、なんて呼んでる? 与太郎さん、と満足に名前呼ぶ人なんていやぁしねぇじゃねぇか。
与太郎 みんな馬鹿だ、馬鹿だって誉めてくれらぁ
おとっつぁん 誉めてんじゃねぇよ。ええ? しっかりしなきゃいけねぇぞ。お前、権田原の佐平おじさん、知ってるな。
与太郎 あぁ、せんにおとっつぁんと一緒に行ったことがあるな
おとっつぁん そうだ。お前、佐平おじさんとこ、一人で...ああ、行けるか。偉いえらい。佐平おじさん、おめぇのこと、ずいぶん心配してくれてたぞ、「与太郎はどうしてるかな」ってな。やっぱり親戚だ、うん。で、あのおじさんがな、普請道楽だ、新しい家ができてな、おとっつぁん、一回誉めにいったんだが、ちょうど留守にぶつかっちまってな、何も言えずに帰ってきちまったんだが、今日はおめえが、おとっつぁんの代わりに行って、おじさんちを誉めてくるんだ。
与太郎 えぇ? な、なんて誉めるんだ?
おとっつぁん あぁ、馬鹿でもそこに気がつきゃぁ立派だ。だいいち、おめぇはよその家に行っても挨拶をしたことがねぇ、そこが一番いけねぇ。男がはたちになったらもう一人前だ。「ごめんください、ごめんください」と声をかけて、中で返事があったら、初めて戸を開けて、「こんにちわ、よいお天気でございます」と
与太郎 へ?
おとっつぁん 「こんにちわ、よいお天気でございます」と
与太郎 こんにちわ、よいお天気でございますと
おとっつぁん いや、「と」はいらねぇんだよ
与太郎 戸がないと無用心だろ
おとっつぁん 生意気なことを言うんじゃないよ!
「承りますれば」いいか、「承りますれば、こちら様では、ご普請がご完成でおめでとうございます」と、これが挨拶だ。座敷へ上がったら、家を誉めるんだが、言うことは昔から決まってるな。「たいそう結構なうちでございます。家は総体檜造りでございますな」と、言って見ろ。
与太郎 うちは総体...ひのき造りでございますな
おとっつぁん そうだ、そうだ
与太郎 そうだそうだ!
おとっつぁん 余計なこと言わなくていいんだ! 「天井は薩摩の鶉目でございます」
与太郎 てんじょうはさつまのうずらもくでございます
おとっつぁん 「左右の壁は砂摺りでございましょう」
与太郎 さゆうのかべはすなづりでございま
おとっつぁん 畳は備後の五分縁でございますな
与太郎 たたみはびんごのごぶべりでございますな
おとっつぁん お庭は総体、御影造りでございます
与太郎 おにわはそうたい、みかげづくりでございます
おとっつぁん 床の間になにやら掛け物が出ておりますが、
与太郎 とこのまになにやらかけものがでておりますが、
おとっつぁん あの掛け物は淵源禅師、とうがなすの掛け物でございましょう
与太郎 あのかけものはえんぜんぜんじとうがなすの...はけものでございましょう
おとっつぁん お前、どっか漏れてやしないか? しっかりしなきゃいけねぇ。「なにやら上に讃がしてございます」
与太郎 なにやらうえにさんがしてございます
おとっつぁん 『売る人もまだ味知らぬ初なすび』
与太郎 うるひともまだあじしらぬはつなすび
おとっつぁん これは確か去来の句でございましょう
与太郎 これはたしかきょらいのくでございましょ
おとっつぁん わかったか?
与太郎 わからねえ
おとっつぁん なにを聞いてやがったんだ。始めの方はどうだ?
与太郎 始めのほうはあんまりはっきりしねぇんだ
おとっつぁん 終わりの方は?
与太郎 ぼんやりしてる
おとっつぁん 真ん中は?
与太郎 まるっきしだめだ
おとっつぁん ...みんな忘れちまいやがった...よしよし、まあ、いい。文句もちょっと長かったしな、おとっつぁん、紙に書いてやる。忘れたところがあったらな、佐平おじさんにわからねぇように、懐にしまっといて、これを読んで誉めるんだぞ。ひらがななら読めるだろう?
与太郎 ひらがななら読めらぁ
おとっつぁん これ、懐にしまっとけ。それから台所に行ってごらん。どういうわけかなぁ、立派な柱なんだがな、大きな節穴が開いててな、佐平おじさん、普請道楽だ、この節穴をたいそう気にしているらしいんだ。で、おとっつぁん、言ってやろうと思ってたんだが、おめぇをやっておめぇの口から言わしたほうがびっくりするだろう、と思って、おとっつぁん、わざと言わずに戻ってきたんだ。いやぁ、なに、難しいことじゃない。「おじさん、この節穴なら心配することはありません。場所が台所ですから、秋葉さんのお札をお貼りなさい。穴が隠れて火の用心になりますから」と、どうだ。これだけのことを言いやぁ、おじさんビックリして感心して、ついでに小遣いの少しばかりもくれらぁ
与太郎 へへっ、こ、こづかい? どのくらいくれる?
おとっつぁん そりゃぁ、もらってみなきゃわからねぇなぁ
与太郎 くれなかったら、おとっつぁん、立て替えるか?
おとっつぁん 立替やしねぇや!
与太郎 で、ほかに何か誉めるもの、ねぇかなぁ?
おとっつぁん お、小遣いと聞いて、急に欲がでやがったな? まあ、いいや。欲も知恵のうちだ。行ったらな、ついでだ。おじさん自慢の牛がいる。これを誉めといで。牛の誉め方は難しいぞ。「天角地眼鹿頭耳小歯違」なんてことをいうがなぁ、いちいち意味を言ってもお前にゃわからねぇし、間違ったことを言ってもかえって気を悪くさせちゃいけねぇからな、まぁ、「大きな牛だ、立派な牛だ」くらいのことを言っときな。これだけ言っときゃ、向こうで適当に聞いてくれて、小遣いの割り増しくらいあるだろう
与太郎 はは、じゃ、おとっつぁん、行ってくらあ!
おとっつぁん しっかりやっといで!
与太郎 はは、ありがてぇなぁ、小遣い、もうかるからなぁ...
ごめんください、ごめんください!
おじさん はいはい、掃除屋さんかい?
与太郎 へへっ、掃除屋だってやがらぁ...こんにちわ
おじさん お、なんだい、与太郎じゃないか。妙な声をだすから間違えた。どうした?
与太郎 こんにちわ
おじさん おっ、偉いな、挨拶を覚えた。はい、こんにちわ
与太郎 ...こ、こんにちわ
おじさん 何回、こんにちわをやるんだよ
与太郎 こんにちは、よいお天気であります
おじさん ラジオだね、まるで。はいはい。いいお天気だな。
与太郎 明日もいいお天気であります。
おじさん そうか、天気になるかな?
与太郎 あさってはわからねぇ
おじさん そりゃ誰だってわからねぇ!
与太郎 うけた...うけたか...うけたかたか...へへ...こんにちわ
おじさん また始めやがったな!
与太郎 うけたま...曲がりますのでご注意
おじさん 電車だね、まるで
与太郎 うけ...受け取りをすれば
おじさん いや、そんなものしねぇ
与太郎 うけたまご
おじさん うで卵、もってきたのか?
与太郎 食いたいねぇ
おじさん いったい何しにきたんだよ
与太郎 おれ、うちぃ誉めに来たんだ
おじさん なぜ早く言わないんだよ、まあまあ、お入り。座敷に上がって、座布団をお当て。ばあさん、お茶を入れてやんな。そうかい、家を誉めに。そうかい、それじゃさっそくお願いしようかな。
与太郎 じ、じゃ、そろそろ誉めるから、覚悟しろ
おじさん 覚悟!? はいはい、覚悟したぞ
与太郎 えー、おじさん、立派なうちですねぇ
おじさん いやぁ、たいした家じゃないが、はじめてみると面倒なもんだ。なんだかんだで三月もかかったからなぁ。
与太郎 でも火事で燃えれば二十分だ
おじさん おい、いやなことを言うなよ!
与太郎 へへ、これから誉めるんだ,あわてちゃいけねぇ...ええ、うちは総体、檜造りでございます!
おじさん おおっ、これはうまいことを言った! やるなぁ、お世辞がよくなったぞ。へぇ、いやぁ、ありがと、ありがと。まだあるか?
与太郎 天井はサツマイモとうずら豆でございます
おじさん ...こら、後が悪かったな。薩摩の鶉目だ。
与太郎 そのモクだ
おじさん そのモクってやつがあるか
与太郎 佐平のカカァは引き釣りだ
おじさん お、おい! よせよ! ばあさんに聞こえたらてぇへんだ、ハラぁ立てるぞ。左右の壁は砂ずりだろう?
与太郎 あはは。左右の壁は砂ずりで、畳は貧乏のぼろぼろでございます。
おじさん 備後の五分縁!
与太郎 備後のごぶへりでございます。お庭は総体、見掛け倒しでございます!
おじさん うわぁ、しょうがねぇなぁ、こいつは...御影造りだ
与太郎 御影造りでございます。床の間にはなにやら化け物が出掛かっております
おじさん 化け物じゃないよ、あれは掛け物!
与太郎 掛け物がかかっております。あの化け物はいんげん豆に冬瓜にナスの化け物
おじさん こんな野菜ものの化け物の好きなやつはねぇな。淵源禅師、とうがなすの掛け物!
与太郎 誰やら上でお産をしております
おじさん お産なんかしちゃいねぇ! 讃がしてある
与太郎 讃がしてあります...売る人も...まだ...味..知らぬ...初なすび...これは確か...去来の句...
おじさん お前、何か読んじゃいねぇか?
与太郎 いや、読んでねぇ!
おじさん まぁ、読んでても結構だ。お前が来てくれた気持ちだけで、おじさん、うれしいぞ。よく誉めてくれたなぁ。
与太郎 おじさん、台所、行こう
おじさん 台所へ行ってどうするんだ?
与太郎 台所へ行くとな、儲かる穴があんだ
おじさん なんだよ、その儲かる穴ってのは
与太郎 来りゃぁわかるんだよ。ああ、この穴だ、この柱の節穴、大きいからめだつなぁ。気になるだろ!?
おじさん あぁ、お前にも気になるか。いやぁ、場所が場所だけにな、なんとも気になってしょうがねぇんだ。
与太郎 おじさん、この節穴なら気になさることはありません
おじさん そうか?
与太郎 場所が台所だけに、秋葉様のお札をお貼りなさい。穴が隠れて火の用心になります
おじさん ...こりゃ恐れ入った。馬鹿だ馬鹿だって、ちっとも馬鹿じゃねぇ。いやぁ、ちっとも気がつかなかったなぁ、秋葉様、火伏せの神。穴が隠れて体裁がよくて、そのうえ火の用心...さっそくそうさせてもらうよ。いやぁ、ありがとう、ありがとう。
与太郎 おじさん、感心しているな?
おじさん あぁ、感心しているとも
与太郎 感心...ばかりしているな。
おじさん なんだよ
与太郎 早く出すものだせ
おじさん はっはっは、小遣いの催促か。いいとも、帰りに持たせてやるから、心配するな
与太郎 お、おじさん、これから牛も誉めるぞ
おじさん お、牛も誉めてくれるのか?
与太郎 さっきから探してるんだけど、牛、どこにもいないな
おじさん 座敷に牛がいるわけねぇじゃねぇか。裏の空き地にいるよ
与太郎 ええ、裏庭に...あぁ、こんなところにいやがった。へへ、小さい牛だなぁ。角もなにも生えちゃいねぇや
おじさん お前...そりゃ、犬だ
与太郎 あぁ...牛はどこだ?
おじさん ほら、庭の横手にいるだろ、ほら、横を向いてみな
与太郎 へ、横...あぁ、いたいた。へぇ、おじさん、立派な牛ですねぇ
おじさん そうか?
与太郎 牛は総体、檜造りでございます
おじさん なにを言ってやがんでぇ、牛まで檜造りにしやがったな。
与太郎 だけど、おじさん、失礼な牛だぞ
おじさん なんで?
与太郎 お客さんが来てるのに、お尻向けてやがる。第一、パンツも履いてねぇ
おじさん あたりめぇだ。牛がパンツ履いていらっしゃいませなんて出てくるか!
与太郎 で、牛の後ろのほうにぶら下がってるのは、あれはなんだ?
おじさん あれは牛の尻尾だ
与太郎 今日は風が強いな
おじさん なんでだよ?
与太郎 風に吹かれてぶらぶら揺れてるぞ
おじさん いや、あれは風で揺れてるわけじゃねえんだ。お尻にハエか何かたかって、うるせぇから払ってるんだな
与太郎 へぇ、うめぇことやりやがるなぁ...あ、尻尾の下に穴があるな。おじさん、あれ、何の穴だ?
おじさん おい、しっかりしろよ、オイ。あれは牛の尻の穴だ
与太郎 ...汚い穴だなぁ。ずいぶん目立つなぁ。おじさん、あの穴、気にしてるだろ
おじさん なにを言ってやがんでぇ! あんなもの、気にしちゃいねぇや!
与太郎 あれでしたら、あまり心配することはありません
おじさん だから、心配しちゃいねぇ!
与太郎 あの上から秋葉様のお札をお貼りなさい
おじさん そんなことしたらバチがあたらぁ!
与太郎 いやぁ、穴が隠れて...屁の用心に...
引用元:http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/ushihome.html
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昨日、牛ほめをやっていた演者は、学生みたいな感じでした。
なんか、2回目に高座に上るとか言ってました。
残念ながら、慣れた感じではなく、まだやっと台本を覚えただけという感じでした。
しかし、落語の力というのですかね。
その演者の語りには魅力は無かったんですが、それでも、笑えるというのが、何のアドリブも加えないでキチンとやったお陰で、落語のスクリプト自体の面白さは殺さなかったのです。
だからなんとか笑えたのです。
「牛ほめ」覚えよう。
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来週末の研修が今年の最大の山場かもしれない。
そこに向かって、緊張感を高めてきた。
子供集団を上手くまとめて。統率して。
なんです。
来週末が終わったら、自分的には解放されます。
やりたいこと、たまってます。
・ゲームプログラミング・・・ファミコンチックなゲームを作りたい。魔界村みたいなの。そのためのゲームのアルゴリズムはほとんど出来ている。BGMと画像を用意したい。・・・楽しみだ。
・落語を覚えたい・・・家に大きな姿見の鏡を置きたいんですね。というのも、それを見ながら落語を勉強したいわけです。職場で子供に聞かせたいんですね。「牛ほめ」「時そば」など、昨日見た落語を自分も演じたい、そのための練習をしたいという想いがあります。
・バンドに参加したい・・・先日もバンドをやりました。指にギターだこがあります。バンドに参加したいですね。楽器はベースかギター、ボーカルで。
・演劇に参加したい・・・劇団に参加したいですね。演劇をやりたいという願望が沸々と皮膚の下で沸いているんですが、その機会がありません。子供とミニ劇団みたいなことはやっていますが。
・人工無脳を作る・・・これはライフワークです。早朝から作る生活に戻りたいですね。
・絵を描く・・・天才天野喜孝先生のような素晴らしい絵が描きたい。
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昨日、12km走りました。
家の近くから2駅分ぐらい走って、帰りました。
来月初めの所沢シティマラソンがハーフマラソンなので、コンディションを整えたいところです。
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先日届いたヒデルギンを服用したんですが、効果はイマイチ分かりませんでした。
週末、ピラセタムと併用してみようかと思います。
ヒデルギン、ピラセタム共に、メジャーなスマートドラッグ(スマドラ=頭の良くなる薬)
ニンニク卵黄、高麗人参エキス、DHA、イチョウ葉エキス、レシチンなども服用しています。
日
来月上旬のマラソンに向けて体調を整える。
英
I will prepare condition towards the marathon at the beginning of the next month.
韓
다음 달 상순의 마라톤을 향해서 몸상태를 정돈한다.
タウム タル サンスンィ マラトヌル ヒャンヘソ モムサンテルル チョンドンハンタ
다음・・・次の
달・・・月
상순의・・・上旬の
마라톤을・・・マラソンを
향해서・・・向かって
몸상태를・・・体調を
정돈한다.・・・整頓する
中
我面向下月上旬的马拉松调整健康状态。
wo3 mian4 xiang4 xia4 yue4 shang4 xun2 de ma3 la1 song1 tiao2 zheng3 jian4 kang1 zhuang4 tai4
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何があっても負けない自分になるために。
勉強し続ける。
資格や検定を色々受け続ける。
コミュ能力を高める努力をする。
リア充願望は常にON。
輝かしい自分の未来のために。