アルカトラズ島と刑務所ザ・ロック

この独房は、ザ・ロックの中で規則を守れなかった受刑者が閉じ込められる独房。

電気は無く。外界からの刺激を全く遮断され、受刑者は暗闇の中で気が狂わないようになんらかの方法で自分を楽しませようとしていたとか。
“暗闇の中でコインを投げて、地面に落ちたときの反響音でどこにコインがあるか手探りでさがす。”
“暗闇のなかで独房の壁をながめていると、見えないものが見えてくる感じがする。”
とか、私はザ・ロックの入り口で貸してもらえるオーディオツアーに参加してみました。
プロの声優が説明をしながらドラマ仕立てでザ・ロックの中を歩くことができます。
音声は、英語、日本語、中国語など様々な言語に対応しているようで、私は日本語版を借りましたが、オーディオツアーの質はとっても良いです。

オーディオツアーの説明によると、ザ・ロックが受刑者に占領されてしまった時に救出にきた軍が天井から発射した散弾銃が地面に炸裂し飛び散った跡だとか・・・・・。

それから、映画でも有名になった脱出の穴。
受刑者は盗んだスプーンで壁に穴を掘り、そこから壁の内部の水道管を伝って屋上に登り、そこから降りて脱出したとか。
3名が脱出に成功。
この3名はいまだ見つかっておらず。世間の目を逃れて生活しているものと考えられている。
刑務官の話しによると、アルカトラズ島からサンフランシスコまでの海を泳ぎきるのは無理。強い海流と低い水温のため、3名の脱走者は溺死したはずだという。
真相は分かっていない。
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